ダイビングの王者 パラオ          戻る
 
’92.08、 ’93.08、’94.08、’95.03、’96.09

  
世界各地にダイビンスポットはあります。
  パラオは日本からグアムまで3時間、そこからさらに1.5時間、そんな近くにこんな
  ダイビングスポットがある我々はなんで幸せなんでしょう。
  世界のダイバーが憧れてやまない海、マッシュルームのような島々、そこがパラオです。

  国名
   パラオ共和国 第二時大戦中、日本の支配下にあったということもあり、日本的な文化
   (特に食べ物)があちこちに感じられ、かなり年輩の方は日本語を流暢にはなします。

  公用語
   英語だとおもうんですが、日本語もかなり通用します。日本人の現地在住者も多く。
   言葉で不自由することはないでしょう。

  通貨
   米$です。クレジットカードはほとんど使えませんでしたが、最近は使えるとこも多い
   ようです。


  産業は観光というよりダイビングでしょう。海外に出稼ぎに出かける人も多く、かなり国際
  化が進んでいます。島にはフィリピン、日本、韓国、台湾などからの出稼ぎ労働者も多くい
  ます。
  極めて日本との関係が深く、現在の大統領も日系の方だそうです。

 
わかりずらい地図

              北海道

             東京 

   
         沖縄
                       
     台湾

                    グアム


フィリピン            
パラオ


 こんな近くなんですよ、グアムでの乗り継ぎは決してよくないですが、成田を出て24
 時間後には、もうパラオの海に潜ることも可能なんです。
 パラオは日本との時差もないですが、途中のグアムは1時間あるので要注意。

私のおもいで
 私はこの島に5回いってます。
 最初はダイビングのCカードを取って1年ぐらい、いろいろ不愉快なことがあり、ダイビ
 ングを止めようとおもっていた時でした。
 でも器材も買ったし、こんないやな気持ちでダイビング止めたくないとおもってました。
 どっかよさそうなところとあまり深く考えもせず、選んだのがパラオでした。
 はっきりいって大正解でした。もうダイビング一生止めないとおもいました。
 バックロールでエントリーした次の瞬間目の前に広がる夢のような風景、信じられない
 魚達の群れ、ダイビングってなんて素晴らしいのだろうとおもいました。
 パラオは一般に冬場がオンシーズンといわれていますが、私がいった7月後半は天気、
 透明度、魚群全てかなりよかったのではないでしょうか。
 5回いったなかでは一番よかったです。
 海も良かったですが、お世話になったカープアイランドのダイビングスタッフがにいい方
 で、ダイビングをストレスなく楽しめました。本当に感謝しています。

宿
 私は5回ともカープアイランドという、パラオの離れ島にあるリゾート(?)に泊ってい
 ます。最初行く時、ひとりでいくので全食付の宿を選んだのですが、それがカープでした。
 無人島にある素朴な宿、パラオの著名ダイビングスポットに近いということで有名なのを
 知ったのは、かなり後のことです。
 当時はパラオでも1日2ダイブが当たり前で、ダイビング後はカープアイランドでのんび
 りしてました。
 あさり採り、石お金(ヤップが有名)を見に出かけたりしたのも楽しい思い出です。
 なんですが、パラオに行く場合ほとんどの人はパラオのメインの島に泊ります。
 昔はパラオパシフィックリゾート(PPR)、日航パラオだけがリゾートホテルで他は
 ビジネスホテルのようなところしかなかったのですが、今は豪華なホテルが他にも2、
 3あるようです。
 なんですがやっぱり、最高のリゾートはPPRのようです。日航は場所が不便すぎて人気
 ないですね、芸能人がお忍びでくるにはいいでしょう。
 豪華なホテルは、中心街から離れた場所にあり、静かでいいですが買い物や食事にでかけ
 る場合は不便です。
 私も到着日、帰国する日はパラオの中心街にあるパラオホテル(安宿の代表)に泊ります。
 あんまりきれいとはいえませんが、掃除とかはいき届いていて快適です。近くにスーパーと
 かいろいろあって便利です。
 パラオにはもっと安い宿もありますが、日本からのツアーでは使われていません。
 安い宿というと最近、ダイブサービスのクラブハウスのようなところに泊る安いツアーが
 あるようです。

ダイビング

 ぶるーこーなー
 
世界最強といってしまいましょう。ダイビングポイントそれぞれの良さがありあすが、、、

 
当たると失神ものです。はずしても見ごたえがあり、常に大きな満足を与えてくれる
 世界で唯一のポイントだとおもいます。私は10数本も潜ってるんですねーーー
 やー幸せもの。しかもカード取得後、9本目にしてあの凄い風景をみてしまったのです。
 こんなブルーコーナーにも欠点があります。天候によりはいれないことがあるんです。
 私自身滞在中、一度も入れないという経験はないですが、はいれず帰った人を見送った
 ことは何度かあります。
 初めてのパラオ訪問ではいれずにかえる人を見送る時はくやしいおもいがします。
 以前の滞在でブルーコーナーを知っている人がはいれずに帰るのを見ると気の毒でなり
 ません。
 他にもパラオにはいいポイントはたくさんありますが、パラオのポイントは天候に影響
 されはいれないというのが難点(当たり前なんだけど)です。

 
ダイビングのパターンは
 ダイビングはカープ以外の滞在者は1時間ほどボートでこれらのポイントのあるあたり
 まできて、潜って、お昼をそこらの島で食べて休憩、この休憩タイムのシュノーケルが
 私の最大の楽しみなんだなー。
 で午後1本潜るが基本です。
 ですが多く潜る風潮はパラオにも浸透していて、今はいろんなパターンがあるようです。
 クルーズ船、日本人にはパラオスポートが有名です。これだと船で生活しながら1日
 4本とか潜るようです。

 上級者向けの海
 
とされています。確かに流れは速いです。ドロップオフなので中性浮力は必須です。
 ですが上級者向けとはおもいません。
 私が最初にいった時のダイビング初日の2本目、ビッグドロップオフに潜りました。
 最後のほうでいきなり下向きに流れていて、海の底に落ちていくような状態になって
 私も頭の中が
真っ白になりました。
 そのとき自力で、その流れをこせなかった方ゲストが一人だけいます。お客さんの
 中では唯一の100本オーバーの方です。(他のゲストは多くて30本ぐらいだった)
 100、200本の経験、関係ないです。海というか自然の力はそんなものにくらべる
 とはるかに大きいです。
 私が経験したのよりもっと凄い流れや洗濯機状態があったりするのがパラオの海ですが、
 そんなのにあって、それなりの対処ができる経験というのは、一般のダイバーではそう
 ないとおもいます。はっきりいって事故とおもってあきらめるしかありません。
 パラオのダイビングサービスはスタッフに日本人も多く、日本人のダイビングスタイル
 をよく理解しています。
 よいガイドについて、ガイドのアドバイスをまともに聞いていれば、初心者にも十分楽
 しめる海とガイドシステムがあるのがパラオの海だとおもいます。

 
ペリリューコーナー
 
パラオの最も大物期待ポイント、最も上級者向けポイント
 
いたましい報道がなされ、パラオの名を有名にしたポイントでもあります。
 私も潜りたいという気持ちはかなりありますが、潜ったことはありません。
 私が利用していたカープでも強くリクエストする人を見たことがありますが、グループ
 全員の経験本数が200本以上が絶対条件で他にも天候、潮目いろいろ条件はある。
 といわれ断られてました。
 事故以前はリクエストすれば、いろんなサービスで簡単にいけたそうです。
 一度サイパンお会いした方で、パラオに経験10本でいって、他のゲストのリクエスト
 があってサービスがいくのでいやいや(上級者ポイントとは知らなかったが、$15の
 チャージがかかった)ペリリュ−で潜った話しを伺いましたが、ハンマーヘッドをみた
 ことと生きて帰ってこれたことだけ覚えてるとおっしゃてました。
 多くの人の話しをきくとはずれることが多く、はずれると全く面白くない。あたると
 たしかにどうしようもない。
 ポイントだそうです。
 それでもやっぱり潜りたいんだなーーー>自分。
 でも、私はよいサービスを選んでガイドのいうことは、そこそこきくほうなので潜れな
 いかもしれません。

 
最近は!
 私が最初にいった’92もパラオを訪れる日本人ダイバーは多くなったといわれて
 ましたが、その後その傾向は驚くほどで、びっくりするぐらいサービスも増えました。
 当時は上級者向けといってましたが、最近は初心者大歓迎というサービスもあるよう
 です。
 比較的近くて、あれだけの迫力がある海に人が集まるのは仕方ないですが、パラオの海
 域はさほど広くなく、過密状態です。最近開発されたポイントというのも多くあります
 が昔から知ってるけど、昔は潜らなかった。最近は人が多いので向こうもいってみるか
 というポイントがほとんどです。
 私自身もあまりの人の多さにいくのを躊躇ってしまいます。
 そんななかペリリュ−島に初めてサービスができたようです。そこにいってみようかと
 もおもうのですが、潜る場所はブルーコーナー周辺で変わらないのでやっぱり一緒かなー。

食べ物
 かなり日本的で私的にはかなり好きです。御飯もカリフォルニア米だとおもうのですが、
 これがなかなかおいしく食べれます。
 オリジナルフードというと椰子蟹、フルーツバット(こうもり)などがあり、私もひと
 とおり食べました。カープレストランのコースを頼むとひととおりでてきます。
 私が食べた時は値段もやすく美味しかったです。その後サイパンで椰子蟹料理の値段を
 見ましたが、高くてとてもたべれないとおもいました。こうもりはほんのすこししか食
 べてないので、よくわかりません。

ショッピング
 お店はそこそこありますが、名物とかないのであたりさわりのないチョコとか、免税品
 がお土産になってしまいます。

その他
 パラオ訪問者のほとんどはダイバーで、ダイビング三昧というパターンがおおいでしょう。
 ダイビング以外にもシュノーケルやロックアイランドツアーなどがあり、ノンダイバー
 でも楽しめるのですが、日本人でそういう楽しみをする人はいません。韓国人や台湾人の
 人が多いみたい。
 私もロックアイランドツアーとかいってみたいんですがいったことはありません。
 アフターダイブの楽しみはなんでしょう?
 私はコロールステイでなくカープに泊るのでよくわかりませんが、飲みではないでしょうか?
 日本の居酒屋とパラオ独自の雰囲気がある店が何軒あり人気があるようです。
 くれぐれも私はいってませんがフィリピンパブも多くあり、ある店はすごい美人ぞろいだと
 きいたことがあります。
 他では釣りでくる人も多いようです。ロウウニアジとかが簡単に釣れる場所があるようです。
 また戦死者の慰霊に訪れる人もいます。パラオの南方にあるペリリュ−島は第二時大戦
 で日米の激戦の地であり、今も戦車、戦闘機などが残ってます。