カリブ海屈指のダイビングアイランド リトルケイマン 戻る
 ’99.07

 日本ではほとんど知られていませんが、カリブ海の中では多分ナンバーワン
のダイビングサイトでしょう。

 島の人口は数百人で、1軒のダイバー向けリゾート、数軒のダイバー向けの
ロッジ、空港、1軒のレストラン以外ほとんどなにもありません。
 日本から飛行機を4本も乗り継ぎ、原っぱ兼空港におりると、ここまでよくきた
もんだと感心してしまいます。

行き方
 
グランドケイマンより、1日4便ほどIsland Airという航空会社がプロペラ機を
飛ばしています。この便は日本国内の旅行代理店では扱ってないので、日本在
住でリトルにいこうとすると、自分で電話やE-Mailで航空会社の問い合わせし、
手配入金などおこなう必要があります。
 これがこの島を訪れる上でのネックであり、訪れる日本人が少ないことの最も
大きな理由だとおもいます。

特徴
 これといっておもいつかないのですが、本当に何もない島です。
 ジャングルが茂り、イグアナは島中を闊歩(私の泊まったロッジにもいました)、
ターポンのいる池や、鳥の多くいる沼だと自然がむせ返っています。
 私が海以外でいったのはターポンの池(みれなかった)とイグアナの餌ずけ(
必ずみれる)ぐらいですが、島を自転車などでまわってみるのも面白いとおも
います。

宿
 
島には1軒だけリゾートとよべる宿 Little Cayman Beach Resort(LCBR)が
あります。値段は結構するとおもいます。私も少しだけいきましたが、やっぱ
値段だけのことはあります。
 あとはロッジが数軒あり、私はSam Macoy's Diving Lodgeというところに泊まり
ました。
 民宿といったところでしょうか?
 部屋にはトイレ、シャワー付き、3食、ダイビングつきで1泊US$170ほどです。
 この島に観光サービス、レストランは基本的にないですから、すべて宿泊先
にたよることになります。ので宿選びは重要です。
 といっても他のロッジの情報はないので、比較のしようもないですが、
Sam
Macoy's Diving Lodgeは家庭的な雰囲気で、私がいったときは私以外に宿泊者は
ほとんどおらず、のんびりできてよかったです。
 部屋の設備などもシンプルですが必要なものはそろっており、清潔で快適
です。小さいけどプールもあります。

ダイビング
 抜群の透明度、カリブの固有種が魅力です。魚も多く、コーラルもうなるほど
あります。おおきなハタやバラクーダ、亀もたくさんいます。
 地形も変化に富んでいて楽しめます。
 カリブ海ナンバーワンというのは確かだとおもいます。
 マンタもでることあるみたいですけど、大物期待の海ではありません。
 潜っているダイバーもコズメルあたりとはかなり違い、カメラ所有率も高く、
アメリカ人も日本人に負けてないなーとおもいます。

その他
 シュノーケルもしましたが、海岸近くは透明度はあまりよくありません。魚も
少ないですが、エンジェルフィッシュ、スティングレイ、バラクーダなどは普通に
見れます。
 少し沖(50m)にでると透明度もよいです。
 コンク貝がたくさんあって、ケイマンで唯一おいしい食べ物といえるでしょう。